旅は続くんだ


久々に会った彼女はやっぱりキラキラしていて、強くてキュートで眩しくてため息が出た。


18の私。20の私。
岐路に立つたびに、ひとりでまっすぐ前を見なきゃと思った。
同時にひとりぼっちではないことも知った。たくさん迷惑と心配をかけた。
あのときわからなかった事が、今ならわかるから。

当時の私の頭をやさしく撫でてもらった気がして嬉しかった。ありがとう、ありがとう。
大丈夫、ゆっくりだけど前に進んでいるのがわかるから。
道を間違えたかどうかは今はわからないけど、旅は続いていくんだから。